今日は母の一周忌法要でした。

母が亡くなったのは去年7月の末でした。

早いもので、1年がたとうとしています。

母のことで、この数年でいろんなことを経験しました。

認知症、がんになってからの治療、亡くなる最後の1週間、亡くなった当日、お葬式で火葬するまで母のそばで過ごした数日間、相続のこと、お墓のこと。

今までにない出来事に、私の心は大きく動揺し、不安や葛藤を経験しました。

認知症で、最後の数年間はまともな話ができていませんでした。

しかし、亡くなる数日前に、私に「逃げるな」と言いました。

何も食べれなくなり、水も欲しがらなくなり、意識はもうろうとしていたと思います。

でも、私に、ハッキリ「逃げるな」と言いました。

この言葉が私に向けた最後の言葉でした。

言われた時、ドキッとしました。

確かに、私は逃げていました。

正直、母の闘病の姿を見てられませんでした。早くラクになってもらいたいと思ってました。

私は母から、自分の人生そのものから、逃げていました。

母は、そんな私をお見通しだったのかもしれません。

人は、死の間際にものすごく成長するそうです。

自分の人生がもう終わると悟ると、自分の欲望はなくなり、完全に人の為になれます。

だから、そんな言葉が出たのかもしれません。

もしかしたら、私にずっとそんな思いを持っていたのかもしれません。でも、なかなか伝えるチャンスがなかったのかもしれません。

言われた直後は「逃げてないよ」と反発した気持ちになりました。

亡くなってしばらくその言葉が頭から離れませんでした。

今は、逃げていた自分を認めています。

「逃げない」って本当に大事だなって思っています。

逃げずに受け止めることが、最良の解決法です。

ありがとう、お母さん。

天国で私たちを見守ってください。

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